タキイ種苗さんから、糖のひとつである“トレハロース”を主体としたトレハロース入り微量要素肥料『タキイ トレエース』が発売されたそうです。

トレハロースってのは「糖」の1種です。キノコに多く含まれていて、細胞の保水に重要な働きがあるそうですよ。干し椎茸が水でふっくら戻るのもトレハロースのお陰だそうで、それ故、化粧品の成分としても活用されてたりしますね。
糖だから凍結にも強い。寒さや乾燥から細胞を守る働きがあるわけです。

この「トレエース」はトレハロースのこの働きを活用し、寒害対策、萎れ軽減、鮮度保持などの効果を期待する肥料だそうで、さらに微量要素や有機酸を配合し、植物体の健全な生育を促す肥料となっておりまーす。

500g入り1,900円（税別）

普通に潅水でも良いようですが、葉面散布もOK。それなら水耕栽培でも使えそうです。
微量要素の配合成分は以下の通り。

有機りん酸 3.0%、水溶性カリ2.0%、水溶性苦土1.5%、水溶性マンガン1.0%、水溶性ホウ素0.5%、 鉄0.221%、銅0.011%、亜鉛0.053%、モリブデン0.015%、カルシウム3.08%

ネット通販では現在は販売されていないようですので、気になったかたは、お近くのタキイ製品取り扱い種苗店へ。
暑いから。きっと今年も暑いからねぇ。
こういう「守る工夫」もアリかもしれません。詳しくはタキイさんのホームページでどうぞ。
http://www.takii.co.jp/info/news_140219.html