種を播いてみよう!
前回、作り方をご紹介した「プチッと水耕栽培」に、早速野菜の種を蒔いてみましょう。このキットは、水耕栽培ブログ「すくすく水耕栽培」のyaefit1500さんが考案なさった、お手軽な水耕栽培キット。とっても簡単ですが、ビックリするほど野菜がきちんと育つんです。
まだまだ寒いけれど、コツさえ知れば大丈夫。美味しい野菜が育ってくれます。
早速種まきを始めてみましょう♡
(写真右提供:「ベランダ★ライフ」さん)
イラスト・文 「すくすく水耕栽培」yaefit1500さん
種を蒔いてみよう!
野菜は、種類によって適切な蒔きどきが違います。
はじめて栽培する方は、通年育てられるかきレタス(玉にならないサンチュなどのレタス)や、水菜などがオススメです。
(あ、春になれば、バジルなどのハーブ類を育てるのにも、いいですよ!)
1 上部のカップ部分(栽培層)にバーミキュライトを半分ほど入れます
タネを蒔く前に、栽培層にバーミキュライトを入れます。
バーミキュライトは、苗を支える土台のような役割を果たします。
タネを蒔く前に、少し湿らせておくといいでしょう。
2 種を蒔きます
500mlのペットボトル1本に育つ苗は、1本に絞るのがオススメです。
苗が大きくなるに従って、元気な苗を残して少しづつ間引きます。
最後は1苗(=1粒)になることを意識して蒔くとよいでしょう。
種の発芽率にもよりますが、せいぜい7~8粒も蒔けば十分です。
3 培地(バーミキュライト)を少し種に被せます
種にバーミキュライトを薄く被せます。
パラパラ振りかける程度で構いません。
芽が出たときに、バーミキュライトが倒れるのを防ぎます。
4 培地(バーミキュライト)を湿らせます
水分を与えることで、種の発芽スイッチを入れます。
バーミキュライトは保水効果が高いので、しっかり湿らせて下さい。
5 養液層に液肥を入れます
養液層に液肥を満たします。
発芽するまでは、水でも構いません。
液肥は量が重要です。多すぎると、やがて根が窒息して枯れてしまいます。
決して飲み口の高さを超えないようにしましょう。
6 芽が出るのを待ちます
あとは、芽が出るのを待つばかり。
「プチっと水耕栽培」キットには、ご購入いただいた季節に適した種が入っています。
種を買ってくるときは、種袋の裏面をよく確認して選んで下さいね。
7 芽が出てきて伸びてきたら、培地(バーミキュライト)を足します
芽が伸びてくると、最初に種の上に振りかけたバーミキュライトだけでは苗を支えきれなくなります。
バーミキュライトを足して、苗をしっかり支えましょう。
バーミキュライトは押し固める必要はありません。そっと扱って下さいね。
如何でしたか?思っていた以上に簡単でしょう?
この機会に是非、水耕栽培をマスターして、楽しい家庭菜園ライフを始めてみましょう!
Sodatteでは今後も、水耕栽培の関連記事を増やしていく予定です。お楽しみにネ♡