Sodatteの栽培ちょいメモ

見た目はキュウリのようですが、ズッキーニはカボチャの仲間。けれどカボチャと違ってツルが伸びないので、大きめのコンテナならば栽培が可能です。結実させるには受粉が必要ですが、早朝の人工受粉作業もまた、夏の菜園の楽しみの一つです。
（とは言うものの、開花は極早朝ですので、早起きは必須です！）

ズッキーニの実は、開花から5日ほどで収穫サイズまで育ちます。取り遅れると中の種も育ってしまい、実も堅くなってきますから、早どりを心掛けましょう。

ツル無しとはいうものの、育ってくるとそれなりに茎は伸びてきます。葉も大きく、実が着き出すと重たくなるので、あらかじめ陽当たりを確保できるように、すこし広いスペースで育てたほうが無難です。

成長の旺盛なズッキーニは、半月に1度のペースで追肥を施すと長い期間の収穫が見込めるそうです。「1日と15日はズッキーニの“肥（ひ）”」と、決めておくとイイですね。

ズッキーニは、実は花も食べられます。まだ雌花のついている未熟果を食すのは最高の贅沢ですが、受粉の終わった雄花もフリッターなどで頂くことが出来ます。これぞ家庭菜園ならではの醍醐味です。

種から育てるとき

ズッキーニは発芽温度がとても高い野菜です。種も大きいので、春充分に暖かくなってからポット播きしたほうが楽です。成長初期は肥料分を極力少なくして、株間の詰まったしっかりした苗に仕上げます。定植時の元肥も少なめにし、追肥でコントロールを。