Sodatteの栽培ちょいメモ
莢が空に向かって育つために「空豆」と言われるそうです。
ソラマメは種子が大きいため、発芽には沢山の空気が必要になります。そのため、種まきは深く埋めずに、お歯黒部分を斜め下にして、少しお尻が出てるぐらいの浅植えにします。5〜7日ほどで発芽しますが、ソラマメの子葉(豆の本体部分)は枝豆のようには開かず、そのまま土に残ります。
ソラマメは秋に種まきし、冬を越して初夏が収穫となります。越冬が必要ですが、ソラマメが寒さに耐えられるのは、開花前まで。開花後は寒さによって落花してしまいますので、あまり早くに開花させないことがコツのひとつです。開花後は寒冷紗やビニール等で工夫して、寒さに当てないようにしましょう。
追肥は開花が始まった頃と、莢が出来てきた頃の2回。そのころになると、ソラマメの代表的な害虫「アブラムシ」が急激に増えてきます。新芽にわらわらとアブラムシがついたら、思いきって枝先20cm程を切り詰めてしまいましょう!
ソラマメは根本のほうの莢から肥大していくので、枝先はどうしても実が肥大し難くなってしまいます。どうせ収穫には到らないものです。ブラムシ駆除を優先すべく、枝先のカットでスッキリするのがお勧めです。
また、マメ科全般に言えることですが、開花〜着莢時期の水切れはご法度。しっかりと水分を管理しましょう。開花から収穫までは大体50日程です。空に向いていた莢が下を向き、莢の筋が黒っぽくなったら収穫しましょう。
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このページは、スタッフが個人的に編集したものであり、特に専門家による監修がなされているものではありません。正しい栽培方法等は、種袋の記載や書籍等をご参考くださるよう、お願いいたします。
播種温度参考文献: 家の光教会「おいしい野菜づくりの裏ワザ」 成育温度参考文献: 家の光教会「おいしい野菜づくりの裏ワザ」 作型参考文献: 家の光教会「おいしい野菜づくりの裏ワザ」