トウモロコシ Corn / Maize
穀物類 イネ科 玉蜀黍(トウモロコシ), トウキビ, トウミギ, スイートコーン
(学名:Zea mays)
発芽温度(℃) | |||
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最低 | 適温〜 | 〜適温 | 最高 |
14 | 25 | 30 |
生育温度(℃) | |||
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最低 | 適温〜 | 〜適温 | 最高 |
22 | 30 | 35 |
栽培スケジュール
種まき- 定植- 収穫-
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | ||||||||||||||||||||||||
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Sodatteの栽培ちょいメモ
家庭菜園では主に甘くて実の柔らかいハニーバンタム種を「トウモロコシ」と呼んでいます。夏野菜はナス科ばかりになりがちですが、トウモロコシはイネ科。しかも肥料の吸収力が強い野菜なので、連作障害防止のローテーションや残った肥料分の吸収役としても活躍する野菜です。トウモロコシは収穫から5時間ほどでもう糖分が減りだすそうですから家庭菜園ならではの美味しさも味わえます。
トウモロコシはイネ科ですから、成長にしたがって根元が脇芽のように分かれる「分けつ」が起こります。
この根元の脇芽を「取り除く」と書いてある家庭菜園本が多いのですが、タキイさんによりますと、これは取り除かないほうがメリットが多いそう。転倒防止や葉面積の増加、人工受粉での雄花の花粉利用などを考えても、3本程残しておいたほうが良いそうです。
一般的には1株1本が栽培の基本と言われています。雌穂(しすい)は2~3本出ますが、一番上を残して、下は若獲りしてヤングコーンとして楽しみます。トウモロコシは雌花の絹糸が出てから収穫までは21〜25日です。獲り遅れると実が乾燥してしまいます。気をつけましょう。
キセニア現象に注意
トウモロコシ栽培で気をつけたいのは「キセニア現象」。これは別の品種の花粉を受粉してしまうことで、性質の違う実が混ざり合い、まだらなトウモロコシができてしまうこと。当然、元の品種の品質とは異ってしまいます。キャッチコピー通りの品質で収穫したいなら、隣り合わせで別品種のトウモロコシを栽培するのは避けましょう。
種から育てるとき
トウモロコシの発芽温度はかなり高く、25℃は必要です。春の種まきでも、育苗には保温できる環境のほうが良いようです。遅霜に当たると枯れてしまうので、充分に暖かくなってから播くか、ポリポットに播いて暖かい場所で育苗しましょう。
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このページは、スタッフが個人的に編集したものであり、特に専門家による監修がなされているものではありません。正しい栽培方法等は、種袋の記載や書籍等をご参考くださるよう、お願いいたします。
播種温度参考文献: タキイwebサイト 成育温度参考文献: タキイwebサイト 作型参考文献: 成美堂出版「かんたん野菜作り」